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Formnext 2026プレビュー|世界最大の3Dプリンティング展示会の見どころと注目技術 - 3Dプリンタブログ | 3DLab
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Formnext 2026プレビュー|世界最大の3Dプリンティング展示会の見どころと注目技術

3DLab
2026年11月2日
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2026年11月17日から20日まで、ドイツ・フランクフルトのMesse Frankfurtで世界最大級のアディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)展示会Formnext 2026が開催されます。前回2025年は来場者38,282人・出展社804社を記録し、過去最多の来場者数となりました。今年も800社以上の出展が見込まれ、金属3Dプリンターの新型機や大型造形システム、AIを活用した品質管理ソフトなど注目すべき発表が多数予定されています。この記事では見どころと注目技術を整理し、現地に行けない方向けのオンライン視聴方法もあわせて紹介します。

Formnext 2026の基本情報

Formnextは、Mesago Messe Frankfurt GmbHが主催するアディティブ・マニュファクチャリング専門の国際展示会です。3Dプリンティングだけでなく、後処理技術やソフトウェア、品質管理まで製造プロセス全体を対象としています。

2026年の開催概要は次のとおりです。

  • 会期: 2026年11月17日(火)〜20日(金)
  • 開場時間: 火〜木 9:00〜18:00、金 9:00〜16:00
  • 会場: Messe Frankfurt(Hall 11.0、12.0、12.1およびPortalhaus)
  • 出展社数: 800社以上(2026年見込み)

2025年は10周年の節目を迎え、来場者の47%が海外からの参加でした。出展社も61%が国外企業で、欧州を中心にアジア・北米からの参加が増え続けています。2026年もチケット販売開始直後から申し込みが好調で、規模のさらなる拡大が見込まれます。

注目の技術トレンド

Formnext 2026で注目されている技術トレンドは、大きく3つに分けられます。

まず、大型造形と産業用途の拡大について。Stratasysは造形エリア1,000×610×610mmのFDM方式大型機「F870」を発表予定です。加熱チャンバーを備え、エンジニアリング材料に対応した量産向けの設計になっています。イタリアのCMS SpAは6軸ロボットアームを使った大型造形システム「Krearob」をFormnextで初公開。Raise3Dも「T450」「T700」といった大型FFF機を展示予定で、高速印刷と加熱チャンバー、造形中のモニタリング機能を搭載しています。試作から量産への移行が進む中、造形サイズの拡大は業界全体の流れになっています。

次に、AIを活用した品質管理の高度化です。ドイツのamsightは、3Dプリンティング工程のデータを一元管理するソフトウェアプラットフォームをFormnext 2026で披露します。QRコードによる粉末サイクルの追跡や、統計的工程管理(SPC)による偏差の早期検出が特徴です。Shapewaysの調査では、AIを用いた設計最適化、造形準備、欠陥検出、予知保全、工程モニタリングが2026年の主要テーマとして挙げられています。量産では1個あたりの品質保証とトレーサビリティが欠かせないため、AIによる自動検査への注目が高まっている状況です。

3つ目は、新素材と造形方式の多様化です。Admatecはデスクトップ型セラミック3Dプリンター「Admaflex Discovery」を初公開します。価格は92,500ドルで、2027年春に出荷を予定。BMFはマイクロ精密造形機「microArch S150」をヨーロッパで初めて展示し、25μmの光学解像度と10〜100μmの積層ピッチに対応します。素材面では、TPU(熱可塑性ポリウレタン)やPEBA(ポリエーテルブロックアミド)といった軟質素材や発泡素材の活用が広がっています。Lynxterはシリコン3Dプリンター向けの拡張モジュール「OVERTIME」を発表し、造形サイズの拡大と生産性の向上を実現。金属分野でも、Nikon SLM Solutionsが「MACHX」シリーズを発表予定で、中規模生産向けの金属積層造形機を拡充します。

注目の展示とイベントプログラム

Formnext 2026は展示会場に加えて、講演やライブデモを含むプログラムも充実しています。

今年新設される「Formnext Defence Summit」は、防衛・安全保障分野でのアディティブ・マニュファクチャリング活用を議論する専門セッションです。航空宇宙・防衛産業は積層造形の応用先として急速に成長しており、量産に向けた認証体制や材料規格の議論が予定されています。

会場内のIndustry StageとApplication Stageでは無料の講演が多数行われます。GEFERTECは重量700kgのコンプレッサーインペラーや魚類に安全な海水ポンプなど、従来の鋳造では作れない形状の大型金属部品を展示。Carbonは自転車サドル100万個の製造実績を紹介し、DLS方式によるラティス構造の量産事例を示す予定です。MeltioはFiat Abarth 500のエキゾーストマニホールドをDED方式で製造した事例を展示し、組立時間を8時間から1時間に短縮した成果を公開します。

Formnext Awardsの最終候補も発表されています。3Dプリンティング分野の革新的な製品・サービスを表彰するこの賞は毎年注目を集めており、受賞結果は会期中に発表される予定です。

現地に行けない方のためのオンライン視聴方法

フランクフルトまで足を運べなくても、Formnextのコンテンツを追いかける手段はあります。

Formnext公式は、Industry StageやApplication Stageの講演をイベント後にオンデマンド配信しています。配信先は「Formnext.TV」と公式YouTubeチャンネルの2つ。過去の講演アーカイブも視聴できるため、気になるテーマを後から確認できます。

リアルタイムの情報収集には、公式サイト(formnext.mesago.com)のニュースセクションと、SNSでのハッシュタグ「#Formnext2026」が便利です。3D Printing Industry、TCT Magazine、VoxelMattersといった専門メディアも会期中に速報記事や動画レポートを公開しており、日本にいながら主要な発表を追えます。

現地参加を検討される方は、公式サイトからオンラインでチケットを購入できます。早期割引が適用される時期もあるため、公式サイトで最新の価格を確認してください。

よくある質問

Formnext 2026の開催日程と場所は?

2026年11月17日(火)〜20日(金)、ドイツ・フランクフルトのMesse Frankfurtで開催されます。開場は火〜木が9:00〜18:00、金曜のみ9:00〜16:00です。

Formnextは一般の人でも参加できますか?

ビジネス向けの展示会(BtoB)ですが、公式サイトからチケットを購入すれば個人でも入場できます。学生向けの割引チケットもあります。

現地に行かなくてもFormnextの内容を見られますか?

講演の多くはFormnext.TVと公式YouTubeチャンネルでオンデマンド配信されており、後から視聴できます。専門メディアも会期中にレポート記事や動画を公開しているので、あわせて確認してみてください。

Formnextではどんな技術が展示されますか?

金属・樹脂・セラミックの3Dプリンター、後処理装置、造形用素材、設計ソフトウェア、品質管理システムなど、積層造形に関連する技術・製品が幅広く展示されます。

参考リンク

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