
次世代3Dプリンタ展 大阪 2026秋|見どころ予測と事前準備ガイド
2026年10月7日(水)〜9日(金)、インテックス大阪で「第8回 次世代3Dプリンタ展 [大阪]」が開催されます。ものづくりワールド大阪の一環として約1,100社が集結する西日本最大級の製造業展示会です。この記事では、すでに発表されている出展企業情報をもとに注目ブースを予測し、7月の東京展との違いや効率的な回り方をまとめました。来場前の「予習ノート」としてご活用ください。
開催概要をおさらい
次世代3Dプリンタ展は「ものづくりワールド [大阪]」を構成する12の専門展のひとつです。3Dプリンター本体・造形材料・受託造形サービス・AMソフトウェアが一堂に集まります。
- 会期:2026年10月7日(水)〜9日(金) 10:00〜17:00
- 会場:インテックス大阪 1〜6号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)
- 出展社数:約1,100社(ものづくりワールド全体・予定)
- 来場者数:約31,000名(予定)
- 入場料:事前登録で無料(10月6日までにWebで登録推奨)
2026年の大阪展では「製造業×フィジカルAI展」が新設されたことも話題です。3Dプリンタ展のブースを見た後に足を伸ばすと、AIを活用した設計自動化や生成AIによる品質検査など、今後の製造業の方向性が見えてきます。
注目ブース5選|出展情報から読み解く
2026年9月末時点で公開されている出展情報をもとに、特に注目度の高いブースをピックアップしました。
1. リコージャパン(2号館 ブース10-68)
新商品「Raise3D T700」(MEX方式)の実機展示が目玉です。最大造形サイズの拡大と600mm/sクラスの高速造形を両立したモデルで、試作から最終部品まで幅広い用途をカバーします。金属3Dプリンターの新製品「FastForm DeskFab H1」や、ハンディ3Dスキャナー「SCANOLOGY SIMSCAN-S Gen2」「NIMBLETRACK Gen2」の実機もあり、スキャン→造形のワークフローをまとめて体験できます。リサイクル材を使った「Slab Ryubei」の造形作品展示も必見です。
2. 日本3Dプリンター(2号館 ブース8-75)
Raise3Dの大型モデル「T450/T700」に加え、SLS方式の「RMS220」を展示。注目はFabriAI Igniformで、CADレスで3Dプリント治具を製作できるAIソリューションです。10月8日(木)13:00〜13:20には出展社セミナーでFabriAI Igniformの工数削減効果について解説があります。樹脂SLS・金属SLSのFarsoonソリューションも出展予定です。
3. APPLE TREE / FLASHFORGE(2号館 ブース8-68)
FLASHFORGEの「CJ270」(フルカラーデスクトップ)や「Creator 5 Pro」(ツールチェンジャー方式)に加え、Bambu Lab「H2D Pro」、Markforged「X7」(カーボンファイバー強化)、Formlabs「Form 4L」「Fuse 1+30W」と、FDM・光造形・SLSの主要方式を網羅した豪華ラインナップです。3Dプリント製シューズブランド「STARAY」やラティス構造枕「4D MAKURA LATTICE 3000」など、最終製品としての3Dプリント活用事例も見られます。
4. 特別講演に注目
ものづくりワールド全体のセミナーでは、ホンダ・トヨタ・パナソニック・エヌビディア・ファナック・ソフトバンクなどの登壇が予定されています。テーマは「フィジカルAI」「AI活用/DX推進」「設計・製造事例」「ロボット・自動化」「人材育成」と多岐にわたります。3Dプリンター関連のセッションでは、自動車・医療・コンシューマー製品へのAM適用事例が増加しており、大手メーカーの具体的な導入事例を聞ける機会です。
5. 3Dスキャナー各社の新モデル
リコーブースの「SCANOLOGY」シリーズに加え、APPLE TREEブースでも「KSCAN-E」「MT GEN2」「Eagle MAX」などが出展されます。リバースエンジニアリングや品質検査への導入を検討している方は、複数メーカーのスキャナーを同じ場所で比較できる貴重な機会です。
東京展(7月)との違いを整理
2026年7月1日〜3日に東京ビッグサイトで開催された「次世代3Dプリンタ展 [東京]」との主な違いを整理します。
| 比較項目 | 東京展(7月) | 大阪展(10月) |
|---|---|---|
| 会場 | 東京ビッグサイト 西2ホール | インテックス大阪 1〜6号館 |
| 規模 | ものづくりワールド東京の一部 | ものづくりワールド大阪の一部(約1,100社) |
| 新設展 | — | 製造業×フィジカルAI展(新設) |
| 新製品 | Raise3D T700初出展 | FastForm DeskFab H1、FabriAI Igniform等追加 |
| 特別講演 | 主要4社トップによる技術動向 | ホンダ・トヨタ・NVIDIA等が登壇 |
東京展で初披露されたRaise3D T700は大阪展でも出展予定ですが、大阪展では金属AM「FastForm DeskFab H1」やAIベースの治具設計「FabriAI Igniform」など、東京展以降に発表された新製品が追加されている点が大きな差分です。また、「製造業×フィジカルAI展」の新設により、AI×AMの融合領域をまとめて見られるのは大阪展ならではの魅力です。
効率的な回り方と事前準備チェックリスト
限られた時間で最大限の収穫を得るために、以下の準備をおすすめします。
来場前にやること
- 事前来場登録:公式サイトで10月6日までに無料登録。当日受付は混雑します。
- 出展社リスト確認:公式サイトで気になる企業をリストアップし、ブース番号をメモ。
- セミナー予約:人気セッションは満席になることも。早めの申し込みが安心です。
- 名刺の準備:最低30枚以上。資料請求やサンプル依頼の際に必要です。
- 歩きやすい靴:6号館まで広い会場を歩くため、スニーカー推奨です。
当日のモデルコース
- 午前(10:00〜12:00):開場直後は比較的空いています。優先度の高いブースを先に回りましょう。2号館の3Dプリンタ展エリアは必須です。
- 昼(12:00〜13:00):会場内飲食スペースは混みます。少し早めか遅めにずらすのがコツです。
- 午後(13:00〜15:00):出展社セミナーが集中する時間帯。気になるセッションに参加しましょう。
- 夕方(15:00〜17:00):来場者が減る時間帯。ブース担当者とじっくり話す絶好の機会です。
アクセス
最寄り駅は大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」(徒歩約8分)、ニュートラム「トレードセンター前駅」(徒歩約5分)、「中ふ頭駅」(徒歩約5分)です。朝は「コスモスクエア駅」が最も混雑するため、ニュートラム利用も検討してみてください。
よくある質問
入場料はかかりますか?
事前登録すれば無料です。登録は公式サイトから10月6日(火)まで受け付けています。当日登録の場合は混雑するため、事前登録を強くおすすめします。
東京展と大阪展、どちらに行くべきですか?
可能であれば両方の来場をおすすめします。東京展では先行発表が多く、大阪展ではそのフィードバックを踏まえた改良版やAIとの連携など新しい切り口の展示が追加される傾向があります。
1日で全部回れますか?
次世代3Dプリンタ展エリアだけなら1日で十分回れます。ただし、ものづくりワールド全体は約1,100社規模のため、併催展も含めて回る場合は2日間の来場が理想的です。
写真撮影やSNS投稿は可能ですか?
ブースごとに撮影可否が異なります。撮影前にブース担当者に確認してください。一般的に、展示製品の撮影は許可されることが多いですが、資料やパネルの撮影は制限される場合があります。
参考リンク
- 次世代3Dプリンタ展 [大阪] 2026 公式ページ — RX Japan
- リコー 次世代3Dプリンタ展 大阪 出展情報 — リコージャパン
- 日本3Dプリンター 第8回 次世代3Dプリンタ展 大阪 出展情報 — 日本3Dプリンター株式会社
- FLASHFORGE 次世代3Dプリンタ展 大阪 出展情報 — APPLE TREE株式会社
- ものづくりワールド大阪 セミナープログラム — RX Japan



