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3DプリンターでオリジナルTシャツ作成ワークショップ完全レシピ【3DLab運営ノート】 - 3Dプリンタブログ | 3DLab
ワークショップ

3DプリンターでオリジナルTシャツ作成ワークショップ完全レシピ【3DLab運営ノート】

3DLab
2026年5月18日
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「3DプリンターでオリジナルTシャツを作るワークショップって、どうやって企画すればいいの?」——社内イベントや学校行事、コミュニティ運営の担当者からよくいただく質問です。本記事では、3DLabが何度も試行錯誤して辿り着いた120分プログラムの完全レシピを公開します。タイムテーブルから機材リスト、参加費の損益分岐、子ども参加時の安全配慮まで、明日からそのまま使える形でまとめました。

120分プログラムの基本設計

Tシャツ作成ワークショップの最適尺は120分です。これより短いと「待ち時間ばかり」になり、長いと集中力が切れます。120分内で「デザインする楽しさ」と「完成品を持ち帰る達成感」の両方を確保するのがポイントです。

基本構成は以下の4フェーズ。

  1. 導入(15分):3Dプリンターのしくみと当日の流れを説明
  2. デザイン(30分):参加者が自分のロゴをデザイン
  3. プリント&体験(60分):3Dプリンターで版/ロゴを造形、Tシャツに転写
  4. 仕上げ&発表(15分):アイロン定着、お互いの作品を見せ合う

プリント時間中は「待ち時間」になりがちなので、3DLabではこの間にミニ講座(3Dプリンターの仕組み、TPUとPLAの違いなど)を挟むことで満足度を担保しています。

必要機材と参加費の損益分岐

参加人数によって必要な機材構成が変わります。1台のプリンターで対応できるのは概ね4〜6名が上限。それを超える場合は複数台の並列運用が必須です。

参加者数3Dプリンター台数講師人数会場広さ目安
4〜6名1台1名6畳〜
8〜12名2台1〜2名10畳〜
15〜20名3〜4台2〜3名20畳〜

消耗品コスト(参加者1名あたり)

  • Tシャツ(綿100%・無地):500〜800円
  • TPUフィラメント使用量:50〜100円
  • マスキングテープ・段ボール等:50円
  • 合計:600〜950円程度

参加費の目安

消耗品原価600〜950円に対し、講師人件費・会場費・利益を乗せると、3,500〜5,500円が現実的なレンジになります。3DLabでは大人向け4,800円、子ども向け3,800円を標準価格としています。10名規模で会場費2万円を見込んでも、十分に運営が成立する設計です。

当日タイムテーブル(10名・2台運用の例)

実際に3DLabで運用しているタイムテーブルです。10名・2台で進行する場合のサンプルです。

時間内容備考
0:00〜0:15受付・自己紹介・本日の流れ説明3Dプリンター実演を1分
0:15〜0:45ロゴデザイン(テンプレ選択 or 自作)iPadでTinkercad/Canva使用
0:45〜1:00スライサーで設定→プリント開始(前半5名)後半5名は待機+ミニ講座
1:00〜1:30ミニ講座「TPUと布の科学」、前半完成→Tシャツ転写講師1名がプリント、1名が転写指導
1:30〜1:50後半5名プリント→転写並行作業
1:50〜2:00アイロン定着→記念撮影→アンケートSNS投稿許可も確認

プリント時間が読みづらいのが最大の不確定要素なので、必ず15分のバッファを持たせています。

子ども参加時の安全配慮

3Dプリンターのノズルは230℃前後まで上昇するため、子ども参加のワークショップでは特に安全管理が重要です。3DLabが運用しているチェックリストを共有します。

  • プリンターは透明アクリルケースで囲う:直接ノズルに触れない構造に。Bambu Labなどの密閉型機種が安心です。
  • 低学年は保護者同伴必須:6歳未満は保護者付き添い、10歳未満は推奨。
  • アイロンは講師が操作:転写の最後のアイロン定着は子どもに触らせず、講師が代行。
  • 長袖・前髪まとめ:プリンター周辺は髪や袖が巻き込まれないよう、入室時にチェック。
  • 会場の換気:TPU・PLAは比較的低臭ですが、長時間運用時は換気を意識。

これらをワークショップ申込時に明記しておくと、当日トラブルが激減します。

集客と告知のコツ

「企画したけど人が集まらない」は最も多い悩みです。3DLabが効果を実感した告知チャネルは以下の通りです。

  • Instagram投稿+リール:完成品Tシャツの動画が一番反応がよく、保存率も高い傾向
  • 地域の親子イベント情報サイト:「いこーよ」「東京イベント情報」など。子ども向けは特に効果大
  • 近隣の図書館・コワーキングスペースへのチラシ:オフラインの方が信頼感が出る
  • 過去参加者へのメール:リピート率が約30%。次回案内は必ず送る

告知時には「完成品の写真」「所要時間」「対象年齢」「持ち物」の4点を必ず明示してください。曖昧な告知は申込率を大きく下げます。

3DLabでも定期的にTシャツ作成ワークショップを開催しています。「自分で企画する前に、まず体験してみたい」という方は、ぜひ一度ご参加ください。実際の運営フローを参加者目線で確認できる絶好の機会です。

よくある質問

3Dプリンターは何台あればワークショップを開けますか?

4〜6名なら1台で十分対応可能です。それ以上の場合は、1台あたり4〜6名を目安に追加してください。プリント時間中の待ち時間が長くなりすぎないよう、人数と台数のバランスが重要です。

初めての主催ですが、講師を依頼することはできますか?

はい。3DLabでは出張ワークショップや講師派遣にも対応しています。機材レンタル込みのパッケージプランもありますので、お気軽にお問い合わせください。学校・企業イベントでの実績も多数あります。

会場はどんな場所が適していますか?

明るく、机が2〜3台置ける広さ(10畳以上)、電源が複数取れる場所が理想です。コワーキングスペースの会議室や公民館の和室・洋室、企業の社員食堂などで開催実績があります。換気のしやすさも考慮してください。

参加者のデザインデータはどう作ってもらいますか?

初心者向けにはTinkercadやCanvaで作る簡易デザインがおすすめです。複雑なデザインは時間内に終わらないため、テンプレートをいくつか用意しておき、「ロゴテキスト」「アイコン」「色」だけ選んでもらう形が現実的です。所要時間は20〜30分が目安です。

参考リンク

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