
夏のものづくりイベントカレンダー2026 ── 親子で行ける3Dプリンター体験スポットまとめ
夏休みは、子どもたちが「ものづくり」の楽しさに触れる絶好のチャンスです。近年はSTEAM教育への関心が高まり、全国各地で3Dプリンターを使った親子向けワークショップが増えています。この記事では、2026年の夏に開催が見込まれる3Dプリンター体験イベントを地域別にまとめました。ファブラボ・科学館・メーカー主催スペースなど、初めてでも安心して参加できるスポットを厳選しています。
関東エリア ── 東京を中心に体験スポットが充実
関東圏は3Dプリンター体験施設の密度が最も高いエリアです。東京都内だけでも複数のスポットが通年で体験プログラムを提供しており、夏休みには特別ワークショップが追加されることも多くあります。
くりらぼベース(東京・有楽町)は、東京都が運営する「こどもデジタル創作体験基地」です。デジタル粘土ソフトで自由に形をつくり、3Dプリンターで出力して持ち帰ることができます。体験時間は約40分で、スタッフのサポートがあるため小学校低学年からでも参加しやすいのが特徴です。平日は午後3時以降、土日祝は午前10時から利用できます。
おおたFab(東京・蒲田)は、10台以上の3Dプリンターを備えた会員制のデジタル市民工房です。最新のBambu Lab A1 miniやElegoo Mars 5 Ultraなど多様な機種が揃っており、FDM(熱溶解積層)と光造形の両方を体験できます。夏休み期間中はロボット教室や3Dプリンター教室など、子ども向けワークショップも定期的に開催されています。
シモキタFABコーサク室(東京・下北沢)では、小学3年生以上を対象にオリジナルネームプレートを3Dプリンターで製作するワークショップを開催しています。初心者でも簡単な3Dモデリングソフトの操作から学べるため、自由研究のテーマとしても人気です。
無印良品 板橋南町22(東京・板橋区)には「3Dプリンタ工房」が併設されており、キーホルダーなどの小物を製作するワークショップが不定期で開催されています。稼働中のプリンターを間近で見学できるため、買い物ついでに立ち寄れる気軽さが魅力です。
港区立産業振興センター(東京・港区)では、フルカラー3Dプリンターや3Dスキャナーなどの高精度機器を利用できます。中学生以上が対象(中学生は保護者同伴)で、よりハイレベルな体験を求めるお子さんに適しています。
中部・北陸エリア ── 図書館発のファブラボが注目
中部・北陸エリアでは、公共施設を拠点としたファブラボが夏のワークショップを開催するケースが増えています。
石川県立図書館(金沢市)の2階には、3Dプリンター3台・レーザーカッター・UVプリンターを備えた「モノづくり体験スペース」があります。専門スタッフが常駐する水曜・木曜と土曜に利用でき、図書館の自由研究コーナーと組み合わせて訪れるファミリーも多い施設です。
長野県塩尻市や静岡県など、地方都市の図書館にも3Dプリンターを設置する動きが広がっています。無料〜数百円の低コストで利用できるため、まずは気軽に触れてみたい方に向いています。
関西・九州エリア ── メーカー主催イベントにも注目
関西圏では、大阪を中心にものづくりワークショップが活発に開催されています。ストアカなどのプラットフォームでは、大阪市内で3Dプリンターを使ったオリジナル小物製作のレッスンが通年で提供されています。
また、2026年秋には大阪でも「次世代3Dプリンタ展」が開催予定です。業界向けの展示会ですが、一般来場が可能なセッションもあるため、最新技術のトレンドを親子で体感する機会になります。
九州エリアでは、福岡市のファブラボや地域の科学館が夏休み向けの体験教室を企画することが多く、各施設の公式サイトで7月上旬ごろから募集が始まります。
大型イベント・展示会カレンダー(2026年夏)
夏休みシーズンには全国規模のものづくりイベントも開催されます。以下は2026年夏に注目のイベントです。
ものづくりワールド 東京(2026年7月1日〜3日・東京ビッグサイト)では、「次世代3Dプリンタ展」が同時開催されます。業界最新の3Dプリンターや素材が一堂に会する大規模展示会で、実機デモンストレーションを間近で見学できます。
夏休み 宿題・自由研究大作戦!(例年7〜8月・各地)は、日本能率協会が主催する小学生向けの体験型イベントです。3Dプリンターブースが出展されることもあり、自由研究のヒントを得るのに最適です。開催地や日程は公式サイトで確認してください。
これらの大型イベントは事前登録制のものが多いため、早めの情報チェックがおすすめです。
3Dプリンター体験を自由研究にするコツ
夏休みのワークショップで3Dプリンターに触れたら、そのまま自由研究にまとめるのもおすすめです。以下のポイントを押さえると、説得力のある研究になります。
テーマ例:ペン立て、スマホスタンド、カードホルダーなど、日常で使える実用品がまとめやすいテーマです。「困っていること」を3Dプリンターで解決するストーリーにすると、研究としての筋が通ります。
記録のポイント:3Dモデリングの画面キャプチャ、プリント中の写真、完成品の寸法計測などを段階的に記録しましょう。「設計→出力→検証→改良」のサイクルを見せることで、試行錯誤のプロセスを伝えられます。
使用ソフト:子ども向けにはTinkercad(ブラウザ上で動作・無料)が定番です。直感的なブロック操作で3Dモデルを作成でき、そのまま3Dプリンター用のSTLファイルを書き出せます。
よくある質問
3Dプリンター体験ワークショップは何歳から参加できますか?
施設によって異なりますが、小学3年生(9歳)以上を対象とするワークショップが多いです。くりらぼベースのようにスタッフサポートが充実した施設では、低学年のお子さんも参加できる場合があります。事前に対象年齢を確認しましょう。
参加費用はどのくらいかかりますか?
公共施設のファブラボや図書館では無料〜数百円、民間のワークショップでは1,500円〜3,000円程度が相場です。本格的な連続講座の場合は数万円になることもあります。材料費込みかどうかも事前にチェックしてください。
予約は必要ですか?
夏休み期間のワークショップはほとんどの施設で事前予約制です。人気の回は早い段階で満席になるため、6月中〜7月上旬のうちに各施設の公式サイトやSNSで情報を確認し、早めに申し込むことをおすすめします。
持ち物や服装で注意することはありますか?
基本的に施設側が機材・材料を用意してくれるため、手ぶらで参加できることがほとんどです。ただし、作品を持ち帰る際の袋や、自由研究として記録するためのカメラ(スマートフォン可)があると便利です。
参考リンク
- 全国 3Dプリンターの子ども・親子おでかけイベント情報 ── いこーよ
- くりらぼベース|こどもデジタル創作体験基地 ── 東京都
- おおたFab ファブラボ ── おおたfab
- 次世代3Dプリンタ展|ものづくりワールド 2026 ── RX Japan
- 3Dプリンターで自由研究をする方法 ── キャド研
- 全国の3Dプリンター・デジタルファブリケーション教室 ── ストアカ



