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初心者向けPLAフィラメントおすすめ5選|SUNLU・eSUN・Polymakerを実検証比較 - 3Dプリンタブログ | 3DLab
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初心者向けPLAフィラメントおすすめ5選|SUNLU・eSUN・Polymakerを実検証比較

3DLab
2026年5月11日
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3Dプリンターを買って最初に迷うのが「どのフィラメントを選べばいいの?」というポイントです。特にPLA(ポリ乳酸)は初心者に最も人気の素材ですが、Amazonで検索すると数十ブランド・数百種類が出てきて選びきれません。

本記事では、3DLabのワークショップでも頻繁に使用しているSUNLU・eSUN・Polymaker・Anycubic・ELEGOOの5ブランドを、造形のしやすさ・色のバリエーション・コスパの3軸で比較しました。「最初の1本」に最適な選択肢を、初心者目線で具体的に提案します。

本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。Amazon.co.jp のアソシエイトとして、3DLab は適格販売により収入を得ています。掲載価格・在庫情報は2026年5月時点のものであり、変動する場合があります。

初心者がPLAフィラメントを選ぶ3つの基準

PLAは融点が180〜220℃と低く、反りが少なく、無臭で安全。家庭用FDM 3Dプリンターのほぼすべてに対応する、まさに「最初の1本」にぴったりの素材です。ただ、同じPLAでもメーカーによって扱いやすさが大きく異なります。

3DLabが初心者にすすめる選定基準は、次の3つです。

  • 寸法精度(±0.02〜0.05mm) — フィラメントの直径が均一であるほどノズル詰まりや吐出ムラが起きにくく、失敗の確率が下がります。±0.02mmが理想、±0.03mmまでなら初心者でも安心です。
  • スプール(巻き方)の品質 — フィラメントが「ぐちゃ巻き」になっていると印刷中に絡んで止まります。「ニートワインド(Neatly Wound)」表記のあるブランドを選ぶと安全です。
  • 色のバリエーションとコスパ — 1kgあたり2,000〜3,000円が初心者向けの相場帯。色見本が豊富なブランドなら作品の幅も広がります。

これらを満たす5本を、以下で実機検証も踏まえて紹介します。

おすすめPLAフィラメント5選

1. SUNLU PLA+ — 「最初の1本」の鉄板

SUNLUは中国・浙江省に拠点を置くフィラメント大手で、Amazon.co.jpでも常に上位のレビュー数を誇ります。標準のPLAではなく、靭性を強化した「PLA+(PLA Plus)」が初心者向けには特におすすめです。

寸法精度は±0.02mmと最上位クラス。スプールは「Neatly Wound」と銘打たれており、3DLabのワークショップで300回以上使った中でも絡みトラブルはほぼゼロでした。価格は1kgで2,499円前後(クーポン適用時は2,000円台前半まで下がることも)と、品質に対してコスパが非常に高いブランドです。

良い点:寸法精度が安定、ニートワインド巻きで絡みにくい、色数が豊富(30色以上)。
気をつけたい点:標準PLAより印刷温度がやや高め(210〜230℃)が推奨されるため、最初に試し刷りで温度設定を最適化する必要があります。

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2. eSUN PLA+ — 強度と入手性のバランス

eSUNは深圳に拠点を置くフィラメント専業メーカーで、世界中の3Dプリンターメーカーが純正OEMとして採用している実績があります。PLA+は通常のPLAに比べ層間接着が強く、可動部品やフックなど「割れにくさ」を求める用途で重宝します。

寸法精度は±0.03mm。SUNLUよりわずかに緩いものの、実際の造形品質は遜色ありません。ブラック・ホワイト・グレーの基本色が安定供給されており、リピート購入しやすいのも初心者には嬉しいポイントです。

良い点:強度が高く割れにくい、信頼性の高いメーカー、色味が落ち着いている。
気をつけたい点:蛍光色や半透明色など派手な色は他社よりラインナップが少なめです。

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3. Polymaker PolyTerra(Panchroma Matte) — マット質感で作品が映える

オランダ・上海に開発拠点を持つPolymakerは、業界でも品質定評のあるプレミアム寄りのメーカーです。「PolyTerra PLA」(2025年から「Panchroma Matte PLA」にリブランド)は表面がマット仕上げになる特殊フィラメントで、出力後にヤスリがけや塗装をしなくても上質な仕上がりになります。

環境配慮もポイントで、スプールが段ボール製。使用後はそのままリサイクルに出せます。価格は1kgで2,700〜3,000円台と他社より少し高めですが、ディスプレイ用造形物・ギフト用途では費用対効果は十分です。

良い点:マット質感が美しい、段ボールスプールで環境負荷が低い、Jam-Free技術でノズル詰まりが起きにくい。
気をつけたい点:マット仕上げの特性上、層の隠蔽性が高い反面、強度は標準PLAよりやや低めです。

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4. Anycubic PLA — 同社プリンターとの相性が抜群

Anycubicは3Dプリンター本体メーカーですが、純正フィラメントの品質も近年大きく向上しています。同社のKobra・Kobra 3シリーズを使っているユーザーには、RFIDタグ対応の純正PLAが特におすすめです(プリンター側で自動的に最適な温度・速度を設定してくれます)。

寸法精度は±0.02mm。価格は1kgで2,200〜2,500円と相場の中央値で、他のプリンターでも問題なく使えます。

良い点:Anycubic製プリンターとの相性が抜群、純正なので保証面で安心、目詰まりトラブルが少ない。
気をつけたい点:他ブランドより色数はやや少なめ、特殊カラーが欲しい場合は別ブランドとの併用がおすすめです。

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5. ELEGOO PLA — 最安クラスのコスパ重視派へ

レジン3DプリンターのMars/Saturnシリーズで知られるELEGOOは、FDM用PLAフィラメントも積極的に展開しています。1kgあたり1,800〜2,200円と本記事の5本のなかで最安クラス。「とにかく量を使って練習したい」初心者には特におすすめです。

寸法精度は±0.02mmと、価格を考えれば破格の数値。試作品や練習用造形、子どもと一緒のものづくり体験用としては十分すぎる品質です。

良い点:圧倒的に安い、寸法精度は上位ブランドと同等、Amazonでよくセール対象になる。
気をつけたい点:巻きの精度が個体差で揺れることがあるため、印刷中はフィラメントの送り具合を時々確認しましょう。

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価格・スペック比較表(2026年5月時点)

商品名 参考価格(1kg) 寸法精度 推奨ノズル温度 こんな人におすすめ
SUNLU PLA+ 約 ¥2,499 ±0.02mm 210〜230℃ 迷ったらこれ。万人向けの定番。
eSUN PLA+ 約 ¥2,580 ±0.03mm 205〜225℃ 強度の必要な機能パーツを作りたい人。
Polymaker PolyTerra 約 ¥2,970 ±0.03mm 190〜220℃ 飾り・ギフト用にマットな質感が欲しい人。
Anycubic PLA 約 ¥2,300 ±0.02mm 200〜230℃ Anycubic製プリンターを使っている人。
ELEGOO PLA 約 ¥1,999 ±0.02mm 190〜220℃ とにかく安く、量を使って練習したい人。

※ 価格は2026年5月時点のAmazon.co.jp参考価格です。クーポン・タイムセールで変動します。

3DLabのおすすめ:用途別の選び方

5本を見てきた上で、3DLabのワークショップ経験からの「迷ったらこれ」を3つに絞ってお伝えします。

  • はじめての1本に迷ったら:SUNLU PLA+。 寸法精度・巻きの綺麗さ・色のバリエーション・価格のバランスが最も良く、9割の初心者にとってベストな選択です。
  • 作品の見た目にこだわりたいなら:Polymaker PolyTerra。マット仕上げで、写真映え・ギフト用としても満足度が高いです。
  • 練習用にコスパ重視なら:ELEGOO PLA。失敗を恐れず色々試したい初心者の練習素材として最適です。

なお、3Dプリンター本体側の設定が合っていない場合、どれだけ高品質なフィラメントでもうまく造形できません。3DLabのワークショップでは、フィラメントの選定だけでなく、温度・速度・冷却設定まで含めて実機で体験できます。

よくある質問

PLAとPLA+の違いは何ですか?

PLA+はPLAに改質剤を加えて靭性(割れにくさ)を高めたバージョンです。標準PLAは硬くて割れやすい一方、PLA+は曲げに強くなります。初心者は最初からPLA+を選ぶと造形失敗時のリカバリーがしやすくおすすめです。

1kgのフィラメントでどれくらい印刷できますか?

造形物のサイズによりますが、手のひらサイズのフィギュアや小物なら30〜50個程度。標準的なベンチマーク用ボート(3DBenchy)なら約50〜70個分です。1本買えば数ヶ月は楽しめます。

フィラメントの保管方法は?

PLAは湿気を吸いやすいため、開封後は密閉袋+シリカゲル(乾燥剤)で保管するのが基本です。湿気を吸ったフィラメントは印刷時にパチパチ音がしたり、表面がザラつく原因になります。長期保管する場合は防湿庫の使用もおすすめです。

どのブランドでも同じ印刷温度で良いですか?

同じPLAでもブランドによって最適温度が異なります。表に記載した推奨温度を起点に、5℃ずつ変えてテスト印刷(テンプレート:温度タワー)を行い、自分のプリンターに合う設定を見つけるのが定石です。

互換性はあるのですか?特定のプリンター専用ですか?

本記事で紹介した5本はすべて1.75mm径の汎用フィラメントで、Bambu Lab・Creality・Anycubic・Prusa・FlashforgeなどほぼすべてのFDM 3Dプリンターで使用できます。Anycubic純正のRFIDタグ機能は同社のKobra 3など対応機種でのみ動作しますが、他社プリンターでも普通のフィラメントとして問題なく使えます。

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