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Bambu Lab P1S vs Creality K1C vs AnkerMake M5C|高速FDM 3Dプリンター3機種を徹底比較【2026年版】 - 3Dプリンタブログ | 3DLab
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Bambu Lab P1S vs Creality K1C vs AnkerMake M5C|高速FDM 3Dプリンター3機種を徹底比較【2026年版】

3DLab
2026年7月12日
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本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。Amazon.co.jp のアソシエイトとして、3DLab は適格販売により収入を得ています。掲載価格・在庫情報は2026年7月時点のものであり、変動する場合があります。

「高速3Dプリンターが欲しいけれど、どの機種を選べばいいかわからない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。2025年以降、FDM方式の3Dプリンターでは500mm/s超の印刷速度が当たり前になり、ミドルレンジの機種でも十分に速いものが手に入るようになりました。

この記事では、7〜8万円台で買える高速FDM機の中からBambu Lab P1S、Creality K1C、AnkerMake M5Cの3機種を取り上げます。実用印刷速度・造形精度・静音性・密閉構造の有無・ランニングコストの5つの観点で比べるので、自分に合う1台を選ぶ参考にしてください。

選定基準:高速FDMプリンターを選ぶ5つのポイント

高速3Dプリンターを買うとき、カタログに載っている最大速度だけで決めると失敗しがちです。次の5つの観点で比べると、実際の使い勝手が見えてきます。

  • 実用印刷速度:最大速度ではなく、実際の造形で安定して出せる速度。加速度(mm/s²)も大事な指標です。
  • 造形精度:速く動かしても、層のずれや振動の影響が少ないか。振動補正機能があるかどうかで差が出ます。
  • 静音性:自宅のデスクの横で使うなら、45dB以下が目安です。密閉筐体には騒音を抑える効果もあります。
  • 密閉構造の有無:ABS・ASA・カーボンファイバーなどの高温素材を安定して出力するには、エンクロージャー(密閉筐体)が欠かせません。
  • ランニングコスト:専用フィラメントしか使えないのか、汎用品も使えるのか。ノズルを交換しやすいかどうかも見ておきましょう。

Bambu Lab P1S — 密閉+多色対応の万能機

概要

Bambu Lab P1Sは、CoreXY構造の高速FDMプリンターに、完全密閉の筐体と活性炭フィルターを付けたモデルです。同社のAMS(Automatic Material System)と組み合わせれば、最大16色のマルチカラー造形もできます。2023年に発売されてから、品質が安定していて使いやすいことから、ホビーユーザーからプロまで幅広く支持されています。

良い点

  • 最大500mm/s・加速度20,000mm/s²のCoreXY高速造形
  • 完全密閉筐体+活性炭フィルターで高温素材に対応(ABS、ASA、PC、PA等)
  • AMS Lite追加で最大16色のマルチカラー造形が可能
  • Bambu Studioスライサーの精度の高いプロファイルのおかげで、初心者でも失敗しにくい
  • 組み立て不要の完成品で、届いてすぐ使える
  • 造形サイズ256×256×256mmは、同じ価格帯でトップクラスの大きさ

気をつけたい点

  • サードパーティ製フィラメントを使うには、プロファイルを作る必要がある場合がある
  • AMSを追加するには別に費用がかかる(Combo版は割高)
  • クラウド連携を前提にした設計なので、オフラインで使うにはやや制限がある

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Creality K1C — カーボン対応+AI監視のハイスピード機

概要

Creality K1Cは、同社K1シリーズの上位モデルとして2024年に登場しました。カタログ上の最大速度は600mm/sで、3機種の中でいちばん速い機種です。いちばんの特徴は、フルメタルエクストルーダーを積んでいて、カーボンファイバー入りのフィラメントを標準で使える点です。AIカメラで造形をその場で見守る機能も付いています。

良い点

  • 最大600mm/s・加速度20,000mm/s²という群を抜いたスペック
  • フルメタルエクストルーダーで、カーボンファイバー系フィラメントに標準で対応
  • 密閉筐体+活性炭フィルター内蔵で、有害なガスを抑えられる
  • AIカメラがプリントの異常を自動で見つけて通知
  • 静音モードで約45dBまで音を抑えられる
  • ノズル温度300℃まで上がり、幅広い素材に対応

気をつけたい点

  • 造形サイズが220×220×250mmと、P1Sよりやや小さい
  • Crealityのスライサー(Creality Print)のプロファイルは、精度の面でBambu Studioに及ばないところがある
  • マルチカラーは2025年後半の拡張キットで対応したが、セットアップにやや手間がかかる

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AnkerMake M5C — コスパ重視のオープンフレーム高速機

概要

AnkerMake M5Cは、モバイルバッテリーやオーディオ機器で知られるAnkerの3Dプリンターブランド「AnkerMake」のコンパクトモデルです。上位機種のM5からAIカメラとタッチスクリーンを外して価格を抑えつつ、500mm/sの高速印刷はそのまま残しています。

良い点

  • ¥69,990と、3機種の中でいちばん手頃な価格
  • 最大500mm/sの高速印刷に対応
  • オールメタルホットエンドで最高300℃に対応
  • 本体重量約9.6kgと軽くてコンパクトなので、置き場所を選ばない
  • AnkerMakeアプリを使えば、スマホから操作や監視ができる
  • 汎用の1.75mmフィラメントがそのまま使え、ランニングコストが安い

気をつけたい点

  • オープンフレーム構造なので、ABS・ASAなどの高温素材を安定して造形するのには向かない
  • 密閉構造が無い分、動作音が周りに伝わりやすい
  • 振動補正機能が無いため、速度を上げると造形品質が落ちることがある
  • マルチカラー拡張には非対応

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価格・スペック比較表(2026年7月時点)

項目Bambu Lab P1SCreality K1CAnkerMake M5C
実売価格(税込)約¥79,800約¥71,000¥69,990
最大印刷速度500mm/s600mm/s500mm/s
加速度20,000mm/s²20,000mm/s²非公開
造形サイズ256×256×256mm220×220×250mm220×220×250mm
密閉構造◎(完全密閉+活性炭フィルター)◎(完全密閉+活性炭フィルター)×(オープンフレーム)
静音性○(密閉で低減)◎(静音モード≤45dB)△(オープン構造で音が漏れやすい)
振動補正○○×
ノズル温度上限300℃300℃300℃
マルチカラー◎(AMS Lite対応・最大16色)○(拡張キットで対応)×(非対応)
AIカメラ×(別売LiDARオプション)◎(標準搭載)×
こんな人に多色造形も視野に入れたい中級者カーボン素材を使いたい工業寄りユーザーPLA中心でコスパ重視の入門〜中級者

※ 価格は2026年7月時点の参考値です。販売店やセール状況により変動します。

用途別おすすめの選び方

3機種にはそれぞれはっきりした強みがあるので、用途に合わせて選んでください。

多色造形や高温素材を幅広く使いたいなら → Bambu Lab P1S

AMSを足せば多色プリントに広げられることと、256mm角の造形エリアが魅力です。Bambu Studioのプロファイルがとてもよくできているので、「設定で悩みたくないけれど、きれいに出力したい」という方に向いています。

カーボンファイバーを使った高強度パーツを作りたいなら → Creality K1C

フルメタルエクストルーダーなので、カーボン入りフィラメントによるノズルの摩耗を気にせず使えます。AIカメラで離れた場所から様子を見られるのも、長時間のプリントでは安心です。

PLA中心でまずは高速プリントを体験したいなら → AnkerMake M5C

3機種の中でいちばん安く、最初の出費を抑えながら500mm/sの速さを試せます。Ankerというブランドの安心感や、アプリですぐつながる手軽さも、初心者にはありがたい点です。ただし、ABSやASAを使う予定があるなら、エンクロージャーを別に用意することも考えてください。

よくある質問

高速3Dプリンターは初心者でも扱えますか?

3機種ともオートレベリングを備えているので、初期設定はそれほど難しくありません。とくにBambu Lab P1Sは完成品で届き、スライサーのプリセットもそろっているため、初心者でもすぐにきれいな出力が得られます。

密閉構造がないAnkerMake M5CでABSは印刷できますか?

ノズル温度が300℃まで上がるので、ABSを出力すること自体はできますが、反りや層間剥離は起きやすくなります。ABSを安定して使いたいなら、密閉筐体のP1SかK1Cを選ぶか、M5Cに市販のエンクロージャーを追加するのがおすすめです。

ランニングコストはどれが一番安いですか?

3機種とも汎用の1.75mmフィラメントに対応しているので、サードパーティ製のフィラメント(1kgあたり2,000〜3,000円程度)が使えます。ただし、Bambu Labは純正フィラメントでの動作保証を推奨していて、サードパーティ品を使うときはプロファイルの調整が必要になる場合があります。

500mm/sと600mm/sの速度差は体感できますか?

カタログに載っている最大速度は、あくまで移動速度の上限です。実際の造形ではカーブや細かい部分で速度が落ちるため、ふつうのモデルなら両者の差はわずかです。加速度(mm/s²)が同じくらいなら、全体の造形時間にもほとんど差は出ません。

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