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Autodesk Fusion個人版の始め方2026年版|インストールから3Dプリント用データ出力までの最短ルート - 3Dプリンタブログ | 3DLab
初心者ガイド

Autodesk Fusion個人版の始め方2026年版|インストールから3Dプリント用データ出力までの最短ルート

3DLab
2026年8月11日
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「3Dプリンターを買ったけど、3Dデータはどうやって作るの?」——そんな疑問の答えとして、まず候補に挙がるのが Autodesk Fusion(旧 Fusion 360)です。プロ品質の3D CADでありながら、個人・非商用なら無料で使えるのが最大の魅力。この記事では、2026年現在の最新UIに沿って、アカウント作成からインストール、基本操作、STLエクスポートまでを最短ルートで案内します。

Autodesk Fusionとは? 旧「Fusion 360」からの変更点

Autodesk Fusionは、3Dモデリング・CAM・レンダリング・シミュレーションなどを統合したクラウドベースの3D CAD/CAMソフトです。2024年1月に「Fusion 360」から「Fusion」へブランド名が変更されましたが、機能や操作性に大きな変化はありません。名称だけの変更なので、ネット上の「Fusion 360」の情報やチュートリアルはそのまま参考にできます。

ライセンス体系は「商用版(サブスクリプション)」「教育機関版」「個人用(非商用版)」「スタートアップ版」の4種類があります。趣味のものづくりや3Dプリンター用のデータ作成が目的であれば、個人用ライセンス(無料)で十分な機能が使えます。

個人用ライセンスの条件と制限事項

個人用ライセンスを利用するための条件は以下の通りです。

  • 年間収益が1,000米ドル(約15万円)未満であること
  • 非商用目的で個人的にプロジェクトを行うこと
  • ライセンス期間は3年間(期限後に再申請で更新可能)

商用版と比較した場合の主な制限事項は次の通りです。

  • 同時に編集可能なドキュメントは最大10個(上限に達した場合は、不要なファイルを「読み取り専用」に切り替えれば新規作成が可能)
  • 一部の高度なCAM機能やシミュレーション機能が制限される
  • 拡張機能・アドインの一部が利用不可

ただし、3Dモデリングの基本機能、スケッチ、押し出し、フィレットといった造形操作、そして STL / 3MF エクスポートはすべて利用可能です。3Dプリンター用のデータ作成には十分すぎるほどの機能が揃っています。

ステップ1:Autodeskアカウントの作成とダウンロード

まず、Autodesk公式サイトからFusionをダウンロードします。手順は以下の通りです。

  1. Autodesk Fusion 個人用ダウンロードページにアクセスする
  2. 「個人用 Autodesk Fusion をダウンロード」ボタンをクリック
  3. Autodeskアカウントを持っていない場合は「アカウントを作成」を選択し、メールアドレス・名前・パスワードを入力して登録する
  4. 登録したメールアドレスに届く確認メールのリンクをクリックして、アカウントを有効化する
  5. インストーラー(Windowsは.exe、Macは.dmg)がダウンロードされるので実行する

注意点:Windows環境ではOSのユーザー名に全角文字(日本語)が使われているとインストールエラーが発生することがあります。その場合は、半角英数字のローカルアカウントを新しく作成してからインストールしてください。

ステップ2:インストールと個人用ライセンスの適用

ダウンロードしたインストーラーを実行すると、必要なファイルの自動ダウンロードとインストールが始まります。

  1. インストーラーを実行し、利用規約に同意する
  2. インストール完了後、Fusionが自動的に起動する
  3. サインイン画面が表示されるので、先ほど作成したAutodeskアカウントのメールアドレスとパスワードでログインする
  4. 初回起動時は30日間の体験版(全機能利用可能)として開始される

体験版の30日が経過すると、ライセンス選択の画面が表示されます。ここで「個人用」を選択すれば、無料の個人用ライセンスに切り替わります。30日を待たずに切り替えることも可能です。その場合は、Fusionのメニューから「ファイル」→「ライセンス変更」や、Autodeskアカウントの管理画面から個人用ライセンスを申請できます。

ステップ3:基本操作を覚えよう——最初の3Dモデルを作る

Fusionを起動したら、まずは簡単な立体を作って操作に慣れましょう。ここでは例として、3Dプリンターで出力できるシンプルな「角丸の箱」を作ります。

  1. 新規デザインを作成:「ファイル」→「新規デザイン」をクリック
  2. スケッチを開始:ツールバーの「スケッチを作成」をクリックし、XY平面を選択
  3. 長方形を描く:「長方形」→「中心の長方形」を選び、原点を中心に40mm×30mmの長方形を描く。寸法はキーボードから数値を入力する
  4. スケッチを終了:「スケッチを終了」をクリック
  5. 押し出し:ツールバーの「押し出し」をクリックし、長方形の面を選択して高さを20mmに設定。「OK」で確定
  6. フィレット(角丸):「修正」→「フィレット」を選択し、角のエッジを選んで半径3mmを指定すると、角が丸くなる

これで最初の3Dモデルが完成です。ビュー操作は、マウスのホイールボタンのドラッグで回転、Shiftキー+ホイールドラッグで平行移動、ホイールスクロールでズームイン・アウトができます。

ステップ4:STLファイルとしてエクスポートする

作成した3DモデルをSTL形式で書き出す方法は2つあります。

方法A:「3Dプリント」機能を使う(推奨)

  1. メニューバーの「ファイル」→「3Dプリント」をクリック
  2. 出力したいボディを選択する
  3. 「リファインメント(メッシュの細かさ)」を調整する。通常は「中」で十分
  4. 「OK」をクリックするとSTLファイルの保存ダイアログが開くので、任意の場所に保存する

方法B:右クリックから「メッシュとして保存」

  1. 画面左のブラウザツリーでボディを右クリック
  2. 「メッシュとして保存(Save As Mesh)」を選択
  3. 形式を「STL(バイナリ)」に設定し、保存する。3MFやOBJ形式も選択可能

保存されたSTLファイルは、Cura・PrusaSlicer・OrcaSlicerなどのスライサーソフトに読み込んで3Dプリンターで出力できます。個人用ライセンスでもSTL・3MFエクスポートに制限はありません。

よくある質問

Fusionの個人用ライセンスは本当に無料ですか?

はい、年間収益1,000米ドル未満の個人・非商用利用であれば無料です。ライセンス期間は3年間で、期限が切れても再申請すれば引き続き無料で利用できます。

「Fusion 360」と「Fusion」は違うソフトですか?

同じソフトです。2024年1月にブランド名が「Fusion 360」から「Fusion」に変更されましたが、機能は同じです。ネット上の過去のチュートリアルや解説記事もそのまま参考にできます。

編集可能ドキュメント10個の制限にひっかかったらどうすればいい?

不要になったデザインを右クリックして「読み取り専用」に変更すれば、枠が空いて新しいファイルを編集できるようになります。データ自体は削除されず、必要になれば再び編集可能に戻せます。

個人用ライセンスで作ったデータを3Dプリントサービスに出して販売できますか?

個人用ライセンスは非商用利用が条件です。販売目的での利用は規約違反となるため、商用利用する場合はサブスクリプション版の契約が必要です。

Mac(Apple Silicon)でも動きますか?

はい、Apple Silicon(M1〜M4チップ)搭載のMacにもネイティブ対応しています。インストール手順はWindows版と同様で、公式サイトからdmgファイルをダウンロードして実行するだけです。

参考リンク

タグ

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