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Bambu Lab H2Dレビュー|3Dプリンター・レーザー・カッターの3-in-1機は買いか?スペック・価格・実用性を徹底検証 - 3Dプリンタブログ | 3DLab
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Bambu Lab H2Dレビュー|3Dプリンター・レーザー・カッターの3-in-1機は買いか?スペック・価格・実用性を徹底検証

3DLab
2026年10月4日
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Bambu Lab H2Dは、3Dプリント、レーザー彫刻・カット、デジタルカッティングの3機能を1台にまとめたオールインワン機です。2025年3月25日に発表され、日本では同年4月22日にサンステラから販売が始まりました。本体価格345,800円から。3Dプリンターの次の1台を探している方、レーザー加工にも手を広げたい方に向けて、スペック・価格・用途を整理し、購入の判断材料をまとめました。

H2Dとは何か

H2Dは、Bambu Labが「パーソナル・マニュファクチャリング」を掲げて開発したフラッグシップ機です。デュアルノズルのFDM 3Dプリンターとして動くだけでなく、ツールヘッドを交換すれば10Wまたは40Wのレーザーモジュール、ビニール・紙用のカッティングモジュールとしても使えます。操作はすべてBambu Studioで完結し、モードごとに別のアプリを立ち上げる必要はありません。

造形サイズは350×320×325mm。Bambu Labのデスクトップ機では最大です。ノズル温度は最大350°C、チャンバーヒーターで庫内を65°Cまで加温でき、ABSやASA、ナイロン、PC、PPA-CFといったエンジニアリング材料にも対応します。最大プリント速度600mm/s、ツールヘッドの移動速度1,000mm/s、加速度20,000mm/s²というスペックです。

3つの機能を詳しく見る

3Dプリント機能の特徴は左右独立のデュアルノズルにあります。左ノズルにサポート材を常時セットしておけば、右ノズル側でAMS経由のカラー切り替えを行っても、従来のシングルノズル機で必要だったパージタワーの無駄を大きく減らせます。AMS 2 ProやAMS HTに対応し、最大24スロット・25色の同時使用が可能です。

レーザーモジュールは10Wと40Wの2種類。10Wモジュールは木材、皮革、アルマイトアルミ、ダークアクリルなどに彫刻でき、最大彫刻速度は400mm/s、シナ合板なら5mm厚まで切断可能です。40Wモジュールは彫刻速度が1,000mm/sに上がり、シナ合板を15mm厚まで切れます。ただし40Wは動作音が大きいため、ガレージや防音環境での使用が望ましいとされています。

カッティングモジュールは45°・0.35mmのブレードを搭載し、50〜600gfの圧力でビニール、紙、ステッカーシート、薄い布地を切り出す仕組みです。CNCのような金属切削には対応しませんが、ステッカーやペーパークラフトの制作には十分でしょう。

価格帯と購入パターン

日本ではBambu Lab正規代理店のサンステラから購入できます。2025年4月時点の税込価格は以下のとおりです。

  • H2D 本体のみ: 345,800円
  • H2D AMS Combo: 399,800円
  • H2D Laser Full Combo(10W): 495,600円
  • H2D Laser Full Combo(40W): 598,600円

米国での価格は本体1,749ドルから、40W Laser Full Comboで3,199ドル。3Dプリントだけで使うならAMS Comboが現実的な選択肢です。レーザー加工を週5時間以上使う予定があるなら、Laser Full Comboをまとめて買ったほうが割安になります。レーザーモジュール単体は10Wが299ドル、40Wが949ドルなので、後から追加もできます。

どんな人に向いているか

H2Dは、複数の加工手段を1台にまとめたい人に向いた製品です。3Dプリントした筐体にレーザーで刻印を入れたり、ビニールカットしたステッカーを貼ったりと、工程を1台で完結できる点が強みになります。Etsyなどで多色プリント製品を販売している小規模事業者や、メイカースペース、教育機関での導入事例が増えてきました。

一方、PLA中心の単色プリントがほとんどならP1SやA1のほうが費用を抑えられます。レーザー加工だけが目的であれば、専用のレーザー加工機のほうが出力や加工面積の面で有利な場合もあるでしょう。H2Dは「1台で幅広く使いたい」というニーズに応える製品であり、各機能を突き詰めた専用機の代わりとして考えると期待とずれる可能性があります。

気になる点と注意事項

40Wレーザーモジュールの動作音は大きく、作業部屋の防音やイヤープロテクションが必要です。レーザー使用時は換気も欠かせず、別売りのスモークピュリファイアー(599.99ドル)の導入を検討してもよいでしょう。カッティングモジュールは軽作業向けで、業務用カッティングプロッターほどの生産性はありません。

Bambu Labのエコシステムには独自仕様の部分があるため、オープンソースのファームウェアを好む方には合わない可能性があります。デュアルノズル構成のため、シングルノズル機よりメンテナンスの手間は増える点に留意してください。初期ファームウェアには荒削りな点がありましたが、2026年10月時点ではアップデートでおおむね解消されたとレビュー記事で報告されています。

よくある質問

H2Dのレーザーモジュールは後から追加できますか?

追加できます。10Wモジュールは299ドル、40Wモジュールは949ドルで単体購入が可能です。ツールヘッドを交換してケーブルを接続すれば使えます。

H2DとP1Sのどちらを買うべきですか?

3Dプリントだけが目的なら、P1Sのほうが価格を抑えられます。レーザー彫刻やカッティングにも使いたいならH2Dの出番です。

H2Dで金属を切断できますか?

金属の切断はできません。レーザーモジュールではアルマイトアルミへの彫刻は可能ですが、切断には対応していません。カッティングモジュールも紙やビニールが対象です。

日本での保証やサポートはどうなっていますか?

日本正規代理店のサンステラを通じて購入すれば、国内サポートを受けられます。保証内容はサンステラの公式サイトで確認してください。

参考リンク

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